top of page
  • 執筆者の写真bookloveru2

Googleとは何者なのか?

更新日:2020年12月26日

皆様、、こんにちは😃


今回は超メガテック企業であるGoogle社について書いていきます。


では、はじめに、質問です。


皆様は、

【今までにグーグルの検索機能を使ったことはありますか?】

答えは、「Yes]だと思います。

ほぼ、どんな人でも、そう答えて当然なはずです。


あなたのGoogleの検索履歴を見て下さい。


誰にも知られたくないことまで、Googleの検索欄には打ち込んでいるはずです。


「(神様以外)誰も自分の検索したことを覗き見しているヤツはいないはず。。」

そんな感じで、Googleのプライベート検索欄に、アダルトな、もしくは攻撃的な単語を入力したことがあるはずです。


そう、私たちは皆無邪気に検索という行為を行っています。


「さあ、やってみなさい。知りたいことを何でも打ち込みなさい。何の仕掛けもないし、特別な個人情報も必要ない。私がすべて面倒を見てやる。さあ、知りたいことを打ち込め。」


そんな声を聞いてか聞かずか、私たちは今日もGoogleの検索欄に質問をぶつけます。



だが、しかし!

Googleは見ています。Googleは知っています。


この世の、あらゆる優れたサービスや優れた価値提供に「無料」というものはありません。何らかの報酬を、無意識化に支払っているのです。

グーグルの場合は【あなた自身】。

  • 検索単語(日本語、和訳した英単語等)。

  • 位置情報。

  • youtubeでみた動画。

  • ショッピング前にチェックしたサイト。

  • 閲覧した広告。

  • etc......


グーグルだけでなく、フェイスブック、アマゾン、ツイッター、マイクロソフト、アリババ、ヤフー、LINE、ユニクロ、その他といった、現在のほとんどの企業は、少なからず、SEO対策やマーケティング目的から、皆さんの個人情報を蓄積・解析しています。




そんな中、今回は、そんなメガテックや検索の恐ろしさという観点ではなく、

Google社とは、何なのか?

ということに焦点を当てていきたいと思います。

 

まずはじめに、超メガテック企業の代表格であるGAFAMが如何に巨大なのかを、

株式の時価総額で見ていきます。


こちら👇が今日現在【2020/10/18】の世界株式の時価総額のマップ図です。

カテゴリー別(産業別)に分けてマッピングされています。


ご覧の通り、テクノロジーの時価総額が大きく、

面積の大きい企業(時価総額が大きい)に、

GOOGL(グーグル)「G」

AAPL(アップル)「A」

FB(フェイスブック)「F」

AMZN(アマゾン)「A」

MSFT(マイクロソフト)「M」

が目立っていることが分かります。


BABA(アリババ)も大きい\(◎o◎)/!


次に、横軸(X軸)【時価総額】、縦軸(Y軸)【利益率】の散布図です👇。

同様に、GAFAMの大きさが目立ちます。

※右端から、アップル、マイクロソフト、アマゾン、グーグル、アリババ(オレンジ色)、フェイスブック(赤色)です。米国企業は赤色で表示。中国企業はオレンジ色。日本は緑色です。画面左側に小さく隠れているものがトヨタです。

 

私達がGoogleと聞いてまず、思い浮かぶものは、

  • 検索サイト

  • Google map

  • Androidスマホ

  • Gmail

等といったサービスだと思います。

これらのGoogleが提供するサービスを全く使用せずに、1日を過ごす日は、ほぼ不可能だと思います。


実際、私はGoogleのpixelユーザーであり、スマホの時点で既に詰んでいます٩( ᐛ )و さて、そんなGoogle社ですが、いったいどの様にして誕生し、どんな軌跡を描いて現在の様な超メガテック企業へと成長したのかを、年表にしてみます(Wikipediaほか参照)


年表

1996年1月、スタンフォード大学の博士課程に在籍するラリー・ペイジセルゲイ・ブリンによる研究プロジェクトとしてGoogleの歴史は始まった。 googol(グーゴル)」という数の単位にちなみ「Google」と名付けた。


1998年9月4日、Googleは法人格を取得。


2004年8月19日、Googleの株式公開(IPO)が行われた。

IPO後、Googleの株価は順調に上昇し、2007年10月31日には株価が初めて350ドルに達した。株価上昇の主な背景は、インターネット広告市場における好調な売上高・利益だった。

2009年CNNは「2009年に最も検索された政治的キーワード」についての記事の中で、人々が1日にGoogleで検索する回数は「10億回以上」であると述べた。


そして、数々の将来有望な企業を買収しながら、Googleは全知全能の神へと近づいていきます。


Googleの過去最高の買収企業は、Keyhole,Inc「キーホール。ジョン・ハンケ(John Hanke)が設立した企業」でしょう。

この買収された企業が作っていたもの。

それが、

Googleマップです

2005年2月にベータ版としてサービス開始し、同年7月に日本語版が提供されました。

Googleマップのローンチによって、Google社は現在の地位を不動のものにします。


Googleマップは、私たちの生活を一瞬で変えました。

「道に迷う」ことからの解放なのですから。

同サービスのリリースは、物凄い衝撃でした。


「考えてもみて。人類が誕生してから20万年、僕たちは、道に迷うことがどういうことかを知る最後の世代になる。これ以降、誰一人として、過去の人々がしてきた道に迷うという経験をすることがない」。
世界中で今日も誰かがニューヨーク、東京、カイロ、はてはコンゴ民主共和国の地に降り立っている。
そこがその人にとって初めての土地だろうと、彼らは今自分がどこにいるかを知っている。
ホテルやレストラン、友人の家、ミーティング予定のオフィスに難なくたどり着くことができるだろう。
友人は少し間を置き、私の目を見て、さらに続けた。
「僕たちの成果だ。君と僕、そしてキーホール、ウェアツーテック、グーグルマップにいた全員が貢献した。僕たちが直したんだ! 」

これは、下記書籍からの引用文なのですが、当時の興奮が伝わってくる文章です。

のちに、GoogleマップはGoogle earthとも繋がります。


NEVER LOST AGAIN グーグルマップ誕生 (世界を変えた地図)

ビル・キルデイ(著) ¥1,980-

そうした経緯を経て、Google社は現在の超メガテック企業へと変貌していきました。

ザックリとした、年表はこれくらいとします。


 

次に、同社の株価です。

グーグルのIPO時からの株価推移は下図の通りです。 2013年以降、右肩上がりが止まりません(*'▽')


さて、そんなGoogle社ですが、

GAFAMの中では、どのような位置づけなのでしょうか?

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界 Kindle版 ¥1,782-


によると、

Google社はやはり、「全知全能の神」という位置づけです。

下記ツイート👇の方が分かり易いかもしれません。


アップルが「セクシー・性(贅沢品)・アイコニック」だとすると、

Google社はやはり、「知性・神」という枠組みで間違いないと思料できます。


Google社は脳に話しかけ、それを補足し、長期記憶をほぼ無限のレベルまでに増幅させる。それを可能にするのは、ペタバイト規模の世界中の情報へのアクセスです。つまり、Google社は人間の脳でいうニューロン・シナプスといった類の存在であると言えます。


これらの蓄積されたGoogle社のデータを活用すれば、イーロン・マスク氏率いる「ニューラリンク」、またはアニメ・攻殻機動隊に登場する概念【電脳化】まで、近い将来に実現可能なのでは?と思ってしまいます。

 

買収に買収を重ねる超メガテック企業であるGoogle社は、今後一体どこまで

『神』に近づくのでしょうか?


この神へと近づいていく行為を、各国政府が見逃すわけはありません。

莫大な利益をあげながら、巧みに納税を逃れ、あらゆる情報を飲み込みながら、配当も出さずに驀進していくのですから。


昨今、GAFAMへの風当たりは強く、特に欧州ではこれらのメガテック企業への課税を強化する流れが起きています。

下記サイトやGoogleで、【グーグル 課税】などと検索すれば、同様の記事がたくさん出てきます。

何でも、グーグルですね(笑)(´∀`*)

 

さて、この変で本記事のまとめに入りますが、

ここまで書いてきた通り、私見ですが、やはり

Google社とは、神への憧れを体現した企業である。

と結論付けられそうです。


これまで長い間、Google(グーグル)の非公式モットーは「Don't be evil(邪悪になるな)」でした。しかし、Googleがあらたに配布した行動規範によると、それも終わりを告げたのかもしれません。
「Don't Be Evil」は、2000年以降今まで同社の行動規範の一部でした。そして、2015年に新しい親会社Alphabet(アルファベット)の元に再編成されたGoogleは、少し修正されたモットー「Do the right thing.(正しいことをしよう)」を掲げました。

そしてトドメは、

Google共同創業者のラリー・ペイジCEOとセルゲイ・ブリン社長が揃って親会社Alphabetを辞め、サンダー・ピチャイGoogle CEOに親会社のCEOも譲ったことでしょう。


創業者が去った今、Google社はどこへ向かっているのでしょう?


Don't be evil(邪悪になるな)無き今、神へとその姿を変えようとしているのかも知れません。

超メガテック企業が、悪魔とならないことを祈りながら、今日もGoogle検索を利用します。\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?


今回は、ここで筆を置きたいと思います。

では、ばいちゃ。





閲覧数:75回0件のコメント
bottom of page