本記事では、リース料金を自動計算するエクセルシートを紹介します。
このエクセルシートの最大の特徴はリース会社の利益から、リース料金を逆算出来るところです。
リース会社がいくら儲けていて、お客様(あなた)はいくら支払えば良いのか計算出来る所がポイントになります。
数値を5つ入力するだけで、リース料金がいくらで、リース会社がいくら儲けているのか?一目で分かります。是非ご活用ください。
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エクセルシート全体図👇
🍕ピザ屋の開業資金をリースで調達する🍕
ある年の5月22日、一人の男が、ビットコイン・ピザ・デーに合わせて、ピザ屋を開店することになりました。
その男は手持ち資金をすべてビットコインで保有しており、日本円の預金残高が少額しかなかった為、ピザ屋の設備資金をリース取引にて調達することにしました。
ピザの調理器具業者に相談したところ、ピザ屋開店の設備資金には、¥8,900,000- 必要とのことです。
男は、リース会社を経営する知人に、リース見積りを依頼。
出てきた見積書を見て、驚きました。
リース料見積総額:¥9,930,000-
月額リース料金:¥165,500-
リース期間:60ヶ月(5年)
『What!? ジーザス!~~( `―´)ノ
現金で購入した場合より、100万円以上高いじゃねーか!?
一体リース会社はいくら儲けてんだ?』
と思い、代表取締役である知人の元に駆け付けました。
憤慨した男を宥めた後、知人はリース料金の算出方法とリース会社の儲けを教えてくれました。
結論から言うと、本件におけるリース会社の儲けは、¥150,000- との説明でした。
『ムムム。70、80万円くらい儲けて、ボッタクってるのかと思ったぜ。』
男は安心しました。
では、ここからは何故リース料金が100万円以上高いのか?
リース料金の算出方法を見ていきましょう。
Make Sense!
リース料金は以下の式で算出されます。
リース料金総額 = 原価(物件購入代金 + 動産総合保険料 + 固定資産税 + リース会社の資金調達金利) + リース会社の儲け
ちょっと、ややこしいですね。
今回のピザ屋の件で置き換えると、
リース料金総額¥9,930,000 = 原価¥9,780,000(物件購入代金¥8,900,000 + 動産総合保険料¥89,000 + 固定資産税¥332,300 + リース会社の資金調達金利¥458,700) + リース会社の儲け¥150,000-